2008年01月05日
2008年01月04日
【国連】IPCC バート・ボリン初代議長が死去
2007年12月30日、IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)初代議長(1988-98年)だったバート・ボリン氏が、胃癌のためストックホルムの病院で死去した。82歳だった。
2008年01月03日
【北朝鮮】核放棄の「第2段階」期限切れ
2007年12月31日、北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議で「12月31日までに完了する」と合意文書に明記していた、核放棄第2段階の柱である「すべての核計画の申告」と「寧辺の3つの核施設の無能力化」が、履行されずに期限を迎えた。
2008年01月01日
【ネパール】共産党毛派が暫定政権復帰
2007年12月31日、2007年9月にネパール暫定政府を離脱した共産党毛沢東主義派の4閣僚は、同派が共和制導入などで暫定政府と合意に達したのを受け同政府に復帰した。
復帰したのは情報・通信、地方開発、公共事業計画、女性・子供・社会福祉担当の各相。
8月に暫定政府を離れていた毛派出身の森林・土壌保全相も共に復帰した。
復帰したのは情報・通信、地方開発、公共事業計画、女性・子供・社会福祉担当の各相。
8月に暫定政府を離れていた毛派出身の森林・土壌保全相も共に復帰した。
【エジプト】鳥インフルエンザで女性死亡 18人目
2007年12月31日、エジプト保健省は、北部メヌフィーヤ県の36歳の女性が鳥インフルエンザ(H5N1型)のため死亡したと発表した。同国では30日にも北部マンスーラの病院で25歳の女性が死亡している。同国の鳥インフルエンザによる死者は、今冬に入ってから3人目で、累計18人となった。
【タイ】4党が連立へ向け合意 他の2党も参加へ
2007年12月31日、タイ総選挙で第1党になった「国民の力党」と他の「タイ団結国家発展党」「中道主義党」「王国民党」の4党は、連立政権樹立に向け協力することで合意したと発表した。「タイ国民党」と「国家貢献党」の両党も連立政権に加わる見通し。
連立が成立すれば、議席を獲得した7つの政党のうち「民主党」を除く6党による連立政権が誕生する。
連立が成立すれば、議席を獲得した7つの政党のうち「民主党」を除く6党による連立政権が誕生する。
【韓国】特赦・復権を実施 大宇元会長ら75人
2007年12月31日、韓国政府は、同日の閣議で、75人を対象に特別赦免・復権を1月1日付で実施することを決定した。対象者の内訳は経済人・企業関係者21人、元公職者・政治家30人、死刑囚6人ほか。
政界人
朴智元元文化観光相(北朝鮮への不正送金事件で有罪判決)→復権
林東源元国家情報院長→赦免
経済人
金宇中・旧大宇グループ創業者・元会長(横領などの罪で有罪確定)
政界人
朴智元元文化観光相(北朝鮮への不正送金事件で有罪判決)→復権
林東源元国家情報院長→赦免
経済人
金宇中・旧大宇グループ創業者・元会長(横領などの罪で有罪確定)
2007年12月31日
【ケニア】大統領選 現職キバキ氏が再選
2007年12月30日、27日に投票が実施されたケニア大統領選挙で、同国選挙管理委員会は、与党「国家統一党(PNU)」候補で現職のムワイ・キバキ氏(76)が当選したと発表した。同氏は直ちに就任宣誓式を行い、2期目をスタートさせた。任期は5年。
しかし、最大野党「オレンジ民主運動(ODM)」候補のライラ・オディンガ党首(62)は、「不正があった」として敗北を認めていない。
オディンガ氏の支持基盤である首都ナイロビのスラム街などでは、キバキ大統領の再選に不満をもつ市民らによる暴動が発生し、同国西部では10人が死亡した。
しかし、最大野党「オレンジ民主運動(ODM)」候補のライラ・オディンガ党首(62)は、「不正があった」として敗北を認めていない。
オディンガ氏の支持基盤である首都ナイロビのスラム街などでは、キバキ大統領の再選に不満をもつ市民らによる暴動が発生し、同国西部では10人が死亡した。
【パキスタン】人民党 新党首にブット氏の長男
2007年12月30日、パキスタン人民党(PPP)の中央執行委員会は、暗殺されたブット党首の後継に、ブット氏の長男ビラワル氏(19)を指名し、ブット氏の夫アシフ・ザルダリ元環境相(51)を「共同総裁」とする新体制を決めた。
ビラワル氏は政治経験がなく、当面は共同総裁に指名された父ザルダリ氏が後見する。
また、同党執行部は、1月8日に予定されている総選挙に参加する方針を固めた。
ビラワル氏は政治経験がなく、当面は共同総裁に指名された父ザルダリ氏が後見する。
また、同党執行部は、1月8日に予定されている総選挙に参加する方針を固めた。